お好み焼きと山芋の配合について|高級なお好み焼き店について

お好み焼きを堪能するとき、通は山芋の配分にうるさいそうです。それが通のお気に入りの楽しみ方なのですね。まず私が、お好み焼きに山芋を入れることを知ったのは、ある料理漫画でした。その料理漫画では、大阪の料理人と主人公の少年料理人が、お好み焼き対決をしていました。そこでふわふわの食感を出すことに苦心していた、主人公の少年料理人が、ある方法をとりました。それが、生地の中にすりおろした山芋を入れることでした。その漫画を見て、私はえらく感動した記憶があります。お好み焼きに山芋を入れるメリットというのは、そういったふわっとした食感を出せることにあります。それはなぜかといいますと、これが山芋のもうひとつのメリットでもあるのですが、それは固まりにくいことです。火を通しても固まることが少ないので、しっかり具材には火を通しつつ、外はぱりぱり、中はふわふわという食感を実現できるのです。それは同時に、焦げ付きにくいというメリットにもつながります。しかし、山芋を入れるのはメリットばかりではありません。難しい点もあります。それは固まりにくいということです。固まりにくいというのは、焦げ付きにくいメリットであると同時に、ひっくり返しにくいという難点も生み出します。素人さんでは、ひっくり返そうとこてを入れたときに、パリッと破けてしまいます。そこが腕の見せ所でありますが。配合の限界は、生地が1に対して山芋が2です。このぎりぎりの配合でうまく焼けるお店は、相当なお好み焼きの腕前ですね。そんな楽しみ方もあります。


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